HDLコレステロールとLDLコレステロール
>>>コレステロールを下げるレシピ満載！！コレステロール関連ブックはこちら<<<
コレステロールには善玉コレステロールといわれるHDLと、悪玉コレステロールといわれるLDLがあります。
LDLコレステロールは食物から取り入れられたり、肝臓で合成され、血液中を通って全身に運ばれて細胞膜やホルモンの合成に使用されます。ところが、血液中のLDLコレステロールが増えすぎると血管壁の傷ついたところなどに付着し、結果的に血管を細くして、動脈硬化の原因になってしまいます。
一方、HDLコレステロールは血管に付着したLDLを取り去って肝臓に運ぶ働きをします。そのため、体内に多ければ多いほどいいのですが、現代の日本人は逆パターンの人が多いようです。
LDLコレステロールを増やす食品としては肉類が代表的。現代の肉中心の食生活で、LDLコレステロールは増える一方なのです。
最近、血液中の中性脂肪が増えますと、善玉であるHDLコレステロールを減らし、悪玉のLDLコレステロールが増えてしまうことがわかってきています。要するに、中性脂肪の増加によって動脈硬化を促進させてしまう可能性があるのです。
これが「高脂血症」といわれる病気で、血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが基準値を超えてしまった状態のこと。
高脂血症には、中性脂肪値が高い「高トリグリセライド症」とコレステロール値が高い「高コレステロール症」があります。いずれも、この時点では自覚症状はほとんどなく、動脈硬化に進行して初めてわかる場合も多い。この高脂血症が英語ではsilent desease (静かなる病気）と呼ばれているのもこのあたりの所以です。
>>>コレステロールを下げるレシピ満載！！コレステロール関連ブックはこちら<<<
