ホテルマンの英語
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ホテルマンに必要なスキルには英語がある。採用試験では英会話の力が重視されるので、英語検定2級程度の語学力はほしいところ。目安としてホテルでフロントをするには、だいたいTOEICで700ぐらいは必要。
ただ語学以上に、ホテルマンの態度としては、相手を思いやる心が先になければならない。外国人を英語の練習相手としてみることがないようにすることはもちろんのことだが、外国人を見ると目をそらしたり、避けたりすることもないようにしたいもの。ホテルマンの心には、ホスピタリティ・マインドが必要だということである。
外国人の多くは、見ず知らずの人にも実にうまくアプローチをするもの。その時、彼らは必ずといっていいほど Hi! Hello. / How are you? / Good morning! など、その時の状況・状態を瞬時に見極めて挨拶の仕方を切り替えている。いつでも、同じお客様に会う度にHow do you do,sir? では、やはりイマイチだろう。
ホテルマンであるなら、お客様が外国人の場合でも日本人の場合でも、そのお客様がその時本当に誰かにかまってもらいたいのか、それともそっとしておいて欲しいのか、または困っているのかを見極めて、次の展開をしなければならない。見ただけで判断に困った時に威力を発揮するのが挨拶である。もしちょっと困っていそうだったり、寂しそうにみえたりしたら、きさくに温かい笑顔May I help you? と話しかける。ちなみに、May I help you? は、いらっしゃいませだけの意味ではない。もともとの意味は、「何かあなたのお役に立てるでしょうか?」なので、いろんな場で使える。状況に合わせた「挨拶」が出来るようになると雑談もだんだん出来るようになってくる。
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